温泉の用語集

温泉通になるために知っておきたい用語を解説しています。

温泉の用語集記事一覧

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足元湧出とは

入浴する浴槽の底から源泉が湧き出している状態の温泉のこと。源泉が湯船になっているため新鮮な温泉が楽しめます。他の湧出泉とは一味も二味も違う良質な湯質が期待できます。温泉は地表に湧出した瞬間から劣化しますので、入浴している風呂の底から湯玉となって湧き出す足元湧出風呂は究極の温泉と言えるでしょう。そもそも自然湧出温泉自体少なく、それ自体貴重です。あまり高温泉だと熱すぎますし、あまり冷たくてもダメなので...

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塩素とは

温泉で使用する塩素とは次亜塩素酸ナトリウムのことで、プール、水道、食品添加物などにも使用されている殺菌・防腐効果の高い薬剤です。塩素の効果水道水に添加される塩素により、水中の雑菌類が減少し、乳幼児の死亡率が低下。コレラ、赤痢、腸チフスなどの伝染病もほとんどなくなりました。温泉に関しても塩素を適切に加えることにより、安全に入浴できるようになります。不特定多数が入浴する温泉で、塩素がなければ、大腸菌や...

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温泉ソムリエとは

温泉の知識、正しい入浴方法を学び身に着けた人が認定される資格です。とくに試験はなく、温泉ソムリエ協会が行っている1泊2日のツアーに参加することで認定されます。目的は、「温泉について学ぶことで、病気の予防に役に立ったり、リラックスしたりすることによって、精神的にも満たされ心も体も健康になるきっかけをつかむ」こと。参加者は1泊2日で、温泉の知識を学んだり、温泉の入浴体験をします。参加料は申し込み人数に...

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温泉分析書とは

泉分析書とは、温泉の成分や入浴の際の注意事項のこと。温泉法という法律の規定で、温泉の場に注意を促すことが義務づけられていて、紙に書いて掲示されていることが多いです。掲示は都道府県知事に届け出なければならず、違反した場合、30万以下の罰金を科せられます。内容は、源泉名・温泉の温度・成分や検査日・入浴の作用・水素イオン濃度・などを記さなければいけません。その記された紙を見れば、だいたいの温泉の状態が分...

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温泉法とは

温泉の保護と適正な利用のために昭和23年に制定された法律。レジオネラ菌感染問題、温泉偽装問題など様々な問題が発覚したのを受け、随時改定されています。温泉法で温泉とは、地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭素を主成分とする天然ガスは除く)で、温度が25℃以上または特定の物質(遊離二酸化炭素、リチウムイオン、ストロンチウムイオン、バリウムイオンなど)のひとつを有するものと定義されています...

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加温とは

湧出する源泉の中には入浴するには温度が低すぎ適温ではない温度の源泉もあります。その源泉を入浴に適する温度まで加温すること。源泉の温泉が低い温度の場合、入浴適温40~44℃に加温して入浴に適した温度に調整します。また循環濾過装置使用の場合、浴槽の湯温保持のため加温させます。加温は、一般的に直接加熱、間接加熱、熱水(噴気)、太陽光加熱などがありますが、熱交交換器によって加温して温度調整をしていることが...

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酸化還元電位測定とは

酸化還元電位(ORP)は、ある物質が他の物質を酸化しやすい状態にあるのか、還元しやすい状態にあるのかを表す指標のこと。この値がプラスで大きければ、酸化力が強く、マイナスなら還元力が強いことになります。本来人体は還元状態にあります。温泉は本来還元系で物質の酸化(細胞の老化)を防いでくれます。逆に塩素(次亜塩素酸ナトリウム)は酸化物質なので塩素殺菌された温泉は酸化系になり細胞を老化させます。酸化還元電...

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かけ流し循環併用とは

温泉には、源泉が注がれますが、浴槽が大きいために加温や異物を除去するために循環濾過を併用していること。かけ流しとは、お湯を流しあふれさせることで、新しいお湯も加えつつ循環させるということです。かけ流しは、お湯が常に入れ替わるため人気があります。しかし、人件費・水資源・水道代が多くかかるというデメリットがあります。循環させることで、デメリットは多少なりとも解消されますが、菌の繁殖に注意が必要です。塩...

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化石海水とは

温泉には、源泉が注がれますが、浴槽が大きいために加温や異物を除去するために循環濾過を併用していること。かけ流しとは、お湯を流しあふれさせることで、新しいお湯も加えつつ循環させるということです。かけ流しは、お湯が常に入れ替わるため人気があります。しかし、人件費・水資源・水道代が多くかかるというデメリットがあります。循環させることで、デメリットは多少なりとも解消されますが、菌の繁殖に注意が必要です。塩...

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含有成分とは

温泉中に含まれている成分のこと。その成分の濃度や種類で温泉の種類が区別されます。単純温泉とは、25度以上で遊離炭酸の含有成分が1キログラムあたり1000ミリグラム以下のもの。食塩泉は、1キログラムあたり1500ミリグラム以上の食塩を含むもの。重曹泉とは、1キログラムあたり陰イオンが80%で重炭酸ナトリウムが作られる温泉水のこと。このように含まれる成分によって温泉の種類が変わり、作用も変わってきます...

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銀イオン殺菌とは

銀は昔から殺菌作用があることで知られ飲料水の浄水化や病気の治療などに使われてきた。銀イオンには殺菌作用があり、体内に取り込んでも還元されて蓄積しないことを論理的に証明されている。銀は酸化力が強く物質を別の物質に変えたり、還元した過酸化水素にも殺菌作用があることも知られている。銀を使っての温泉の殺菌は、塩素殺菌よりも薬品を使っている感じがせず、安全性が高い。銀は、塩素よりも菌を殺すときに温泉成分まで...

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共同浴場とは

主に地元の人々が入浴するのを目的にされて作られた温泉浴場。観光客を対象とした温泉浴場ではないので、簡易的に作られているが、温泉の質は良いことが多い。通常、低料金で利用することができる。旅館やホテル、銭湯とは形式が違う。銭湯がない地域で共同のお風呂として存在したところもある。現在では家庭の風呂が普及したため、数が減ってきている。

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源泉掛け流しとは

源泉からのお湯が浴槽に直接流れ込み、常に溢れる状態でそのまま再利用せずに余分な温泉水は浴槽に戻さないこと。放流式とも言います。厳密には、源泉掛け流しは源泉をそのまま使うこと。水で薄めてしまった時点で「源泉掛け流し」ではなくなってしまいます。源泉掛け流しは、人気がある一方、肌に刺激が強過ぎるといったデメリットもあります。一方、お湯を常に循環・ろ過・加温してリサイクルするのが「循環式温泉」です。「循環...

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鉱泉とは

鉱泉には広義の意味と狭義の意味がありますが、広義には地中から湧出するものはすべて「鉱泉」です。地中から湧出する泉水で固形物質、またはガス状物質などを含むこともあります。温泉と鉱泉の違い温泉とは、地中から湧出する温水、鉱水、水蒸気で温度が摂氏25度以上のものか、鉱水中に定められた量以上の物質が含まれるもの。25℃以下でも、規定された物質を含んでいれば温泉となります。一方、鉱泉は「温水と鉱水の泉水」と...

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